レッスン後、発表会のリハーサルが始まるのを待つ間、温泉に行っていたという友人がいましたっけ!
さぞかし気持ちよかったことでしょう。よくリハーサルに戻って来られましたよね…。私だったらビールを飲んで帰っちゃいます。
レッスン後にお風呂に直行できたら極楽ですね~。
お風呂屋さんがスタジオを経営してくれれば理想的ですけれどね。
青山ヘルシィスタジオにはお風呂はありませんでしたが、サウナがありました。サウナでは他のダンスに出ている人たちと話ができ、デトックス感が “カイカン(当時流行語)” でした。
シャワー室には、水勢の強いシャワーのある個室が5つ。向かい合う個室の中央に長ベンチがあり、サウナで火照った身体を冷ますために腰かけることができました。全部合わせるとスタジオがもう一つできるくらいのスペースです。それらが、会員であればいつでも無料で利用できたのです。昭和のダンススタジオは本当、贅沢でした。
青山ヘルシィスタジオ・中野スタジオにはサウナはなかったのですが、いい香りのする石鹸が置いてありました。バレエのレッスンの後、身体から芳香を放ちながら、花の咲きみだれるカフェで友人とランチをした…なんて聞くと、王子様がたくさん寄って来てもよさそうですが。
その後、法人会員を利用してあちこちフィットネスクラブを回りましたが、ジャグジーバスや大浴場のあるところも多く、フィットネスをしているのか、お風呂回りをしているのか分からなかったほどです。
シャワーを基準にスタジオを決めているわけではないのですが、結果的に、シャワーのあるスタジオに長く通うことになっているのは、やはり青山ヘルシィスタジオで刷り込まれた習性なのかもしれません。散り散りになった “青山ヘルシィスタジオ卒業生” の方々も同じではないかという気がします。
AEDダンススタジオの更衣室には何もない…と第59話に書きましたが、素敵なことに個室シャワーが3つもあるのです。お掃除も徹底していて、とても清潔です。
ただ、たま~にお湯のスイッチが入っておらず、いつまでたっても水しか出て来ないこともあり、シャワー室内でクシャミがコダマしていることもあります。
入る前には、必ず給湯器のスイッチを確認しましょう!
(スイッチ盤はシャワーの右に2つ。2つともONにしてくださいね。)