第143話 人生は長し、踊れよ乙女

2年前に、「79歳で踊っている人がいます」のように(確か)書きましたが、彼女に年賀状を出してみたところ「昨年、腰を痛めてバレエも休んでおります」との返事が来ました。

涙・涙・涙…
新年早々、悲しすぎます。
ここに「81歳で踊っている人がいます」と書きたかった~。
来年は「82歳で踊っている人がいます」と書けるよう、是非、回復&復帰してほしいです。

人間は何歳まで踊れるものなのでしょう?
答えは簡単。身体が壊れずに、気力がある限り…でしょう。
でも、それが難しくなるんですよね。年々。

そのいっぽうで、私がバレエを始めた頃は "over50" のバレリーナは「トキ🕊」のような存在でしたが、今では "over70" のプロのバレリーナもいますし、アマチュアでは決して珍しくなくなりました。

私も実は何年も前に、これからは座って踊ろう!…とバーアスティエを始め、先生を追いかけて、今通っているスタジオ・アップルティーの門をたたきました。
入ってびっくり。そこでは、実にたくさんのお姉様方が輝いて踊っていたのです🧚‍♀️

昔の友人にもばったり。私より上の🐶年生まれのはずだったのに、私より下の🐶年生まれだっただろうか…と自分の記憶を疑うほどの若々しさ!
今度の発表会に出るのでしょうか?楽しみです♡

バレエ以外ではもっともっと年長のダンサーもたくさんいます。
私の遠縁の親戚にも、92歳の舞踊家がいます。ちょっと自慢させていただきますと、先日、文化功労者を受賞しました。…と言ってもどういう繋がりか知らず、遺伝子をどの程度シェアしているかも不明なのですが(おそらく隣のおじさんと同じくらいのシェア度だと思うので、自慢にはならないです)。

バレエは、跳んだり、回ったり、つま先で立ったりするのでハードルは高いと思いますが、近い将来、"around90" バレリーナも現れるかもしれません。

百まで踊り忘れず、輝いて参りましょう!

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By R. O.