先日書いた心電図検査は、就職してから実地で教わりました。
ベッドの上に大の字になって取ってもらう、安静時心電図検査を取り初めた頃のこと。
腰が「く」の字に曲がったお婆さんが検査室に入ってきました。
こんなに曲がった腰では、仰向けになるのは絶対無理!脚が撥ね上げ橋のようになってしまうに違いない…と、先輩に相談に行き、戻って来てみるとお婆さんは何食わぬ顔でベッドの上に平らになって寝ていました。
…なんだ、真っ直ぐになるんじゃん😁…
年をとって足腰が曲がっても、“多くの場合” それは「伸ばす筋肉」が「縮める筋肉」より弱くなってしまうからなのです💪
筋肉が十分伸びなくなるのが老化…なのかもしれません。
バレエの場合は特に、ダンサーの手足背筋がまっすぐに伸びている瞬間に「美」を感じます。どんなに高く跳んでもたくさん回っても、膝が曲がっていたり背中が丸まっていては美しくはないのです。
バレエを美しく踊ろうとすることで身体中の「伸ばす筋肉」が鍛えられる…だからバレエがアンチエイジングに良いのかもしれませんね。
ストレッチというと「柔軟性を高める」ためと思いがちですが、こうやって考えるとストレッチは「伸ばす筋肉」を育てるためにやっている気がします。
背筋や膝が伸びている人は若く見えるものです。
肌や髪の老化は若くても起こりますが、膝が曲がっている若い人は見たことがありません🚶♂️
そして、肌や髪の老化は、お金を払ってサロンに座っていればある程度修正可能ですが、姿勢は、どんなお金持ちでも、自分が努力しなければ老化を止めることができないのです💧
ストレッチで「伸ばす筋肉」を育てて、いつまでも若々しく❣️