今年、一番印象に残っているのはオリ・パラ、なかでもパラリンピックの車いすバスケ、ボッチャ、そしてオリ・パラの卓球です。
中学生の頃、私は卓球少女でした。
高校に入って止めてしまったものの、おば(あ)さんになったらまたやろう…と密かに思っていました。
リオ五輪の後、卓球クラブをいくつか検索してみたのですが、どれもやる気満々の(老)人たちの画像でいっぱいでした。皆さん、学生時代に卓球に "萌え" た人たちのようで、さすがの私もドン引きしてしまいました。
私も、かつては杵柄を取ったのですが、その後はたまにピンポンをやる程度で、ずっと真面目に卓球をやっていません。
私のやっていた頃より、ラバー(ラケット表面に貼り付けるゴム)や技術が進化していて、ついていけるかも不安です。動体視力も落ちているでしょう。
かつての友人たちを誘って卓球カフェでも行こうか、カルチャースクールで週一度、ゆるーく習おうか…と思っていた矢先、新型コロナウイルスの流行が始まりました。
卓球は風の流れを嫌います。ボールが流されてしまうのです。
なので、窓はたいてい閉め切ってプレイします。扇風機もNGです。さらに卓球台からそうそう離れてはプレイできないので、密にならざるを得ないのです。ボールや台も触りますしね。
…ということで、やっぱりダンスに戻って参りました。
私の青春時代のバイブル「エースをねらえ!」には、バレエを思わせるフォームでテニスをする「お蝶夫人」(今思うと高校生というところが凄い!)が登場しました。
しばらくバレエに打ち込んで、いつの日か華麗なフォームで白球を追う「お蝶ばあさん」になれますよう。