第138話 禁断の楽器

新型コロナウイルスが2歳のお誕生日を迎えました。

フラウト・トラヴェルソのレッスンには1年9ヶ月行っていません。
が、ほとんど毎日、おうちでトラヴェルソ吹いてます。

トラヴェルソは、その日その日で音色が変わります。
昨日はいい音が出たのに、今日はヒューヒュー言ってしまったり。
雨天や湿度の高いときにいい音がでるようですが、音の出ない日は5分(未満)で切り上げます。
長時間吹いたからといって音が変わることはないのです。

巷ではレッスンもやっているようですが、あの狭ーいレッスン室では…。
ここのところ東京では感染者は10万人に1人程度なので、私がウイルスを持っている可能性は、たまたま買ったジャンボ宝くじが高額当選する程度の確率なのですが。

同じような気持ちで、おうちで笛を吹いている方はたくさんいると思います。

代わりに始めたマンドリンが一通り弾けるようにはなってきたのですが、やはり笛が吹きたいのは、禁断の果実が美味しそうに見えるのと同じ心理でしょうか?

でも、やっぱり私は笛の音が好きなのだと思います。

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いつか堂々と吹ける日まで♪