私は、お正月の箱根大学駅伝の大ファンです。
昔はあまり好きではありませんでした。
悲壮感漂う表情で山道を駆け上がる選手に、後ろを走る車の中から監督が檄を飛ばします。
寒さと緊張で倒れこむ選手。
…なんて過酷な😨と思っていました。
でも10年ほど前、テレビを見てみると、手足の長い引き締まった美しい肉体の、イケメン選手に悲壮な表情はありません(苦しいことは苦しいのでしょうけれど)。
それどころか輝いて見えます🌟
追い抜いたり追い越されたりの駆け引きが面白くて、ついつい引き込まれてしまいました。
そして何より、選手に、車の中からかけられる監督の言葉。
それを聞いた途端にぐんとスピードアップしたりするのです。
まさに魔法の言葉🧙♀️
人間って、信頼を寄せている人からもらう一言でこんなに変われるものなんですね。
そしてそれはダンスでも同じ…。
昨年のスタジオ・パフォーマンスのとき、それを特に感じました。
多くが舞台経験の浅いシニア世代。
しかも限られたリハーサル時間だったのに、皆さん、とっても美しく生き生きと踊っておられます。
それまでの練習の成果を10倍にも100倍にもアップさせるのが、先生からの魔法の言葉なのですね🤗
さて、年末にお芋を煮ていたら、昔々代行にいらした(昭和な)先生が「そんなにゴロゴロお芋みたいに回らないの❗️」と言っていたのを思い出しました。
がむしゃらに何回もピルエットを回るより、美しいシングル・ピルエットを回りなさい…と言いたかったのでしょう🥴
でもね先生、お芋を2回転 回すって大変なんですよ🍠