7月から新聞が替わりました。
こんなに違うのかと思うほど、情報量が違います。面白いです。
時事的な情報量だけでなく、入ってくる広告の量も格段に違います。
いらない広告が殆どですが、先日、その中に、近所の公共施設で、中高年向けフィットネス・クラスの広告を見つけました。よく見ると、AEDダンススタジオのカリスマ教師が教えているではないですか!
AEDダンススタジオ(仮名)は多くのプロダンサーを輩出し、ダンサーを目指す人たちの“聖地的存在” です。しかもAEDでは厳しいことで知られている先生。ぬるぬる踊っていると「年寄り臭ーい!」と怒鳴られることもあります。
その先生が、近所のおば(あ)ちゃんたちにダンスを教えてくれているというのです!!
皆さんの地元でも、そんなカリスマ先生が潜んで教えているかもしれません。
長時間電車に乗るのもちょっと…の今こそ、地元力に頼るときです。ワンピースを引っ掛けて行けばいいですし、ひと気の少ない道ならばマスクもいりません(スタジオでは😷してくださいね)。
私の「地元」にも、先の公共施設の他に、バレエ教室がいくつかあります。
大人バレエブームのおかげで、どの教室にも大人クラスがあるようです。その中の一つに行ってみることにしました。
入会金の高いところは後回しにして、気軽に行けるところからです。
10分毎にしか電車の停まらない駅にある、我が家から田舎道を歩いて10分。広く、天井の高いスタジオに、同年代の方たちが10名。雰囲気も悪くなく、レベルもぴったり。レッスン通の友人(第99話)に教えてあげたら踊って喜びそうな感じです♪
マスクをしているのがもったいない超美しい先生の、妥協のない教え方に、初心者の頃習ったヴィオレット先生を思い出しました。
そして、先生の「たとえ」のボキャブラリーには、ルシーニュ先生を彷彿させるものも。
「♡」は案外地元にあるのです。
かつては教室の入口に「初心者歓迎・入会随時」と書かれた看板もあったものですが、ネット検索が主体となった今では、看板どころか表札さえもないことがあります。セキュリティーのためか中の様子も見えず、ドアも閉じられていて、そこから入って行くには相当の度胸が必要です。
〈看板の代わりにWebサイトを開くためのQRコードが表示されていればいいのに…ミーおばさんの独り言です。〉
買い物の帰りにいつも通りがかる、駐車場の隣の古ーい建物。
重そうな扉に、辛うじて読める「バレエ」の文字。
扉の中は、地下に続く階段。その先は魔法の国?それとも夢の国!?
素敵な先生や仲間たちが待っているかも。。
勇気を出して!