第182話 レッスン前の一服

今、バーアスティエのクラスで話題沸騰(?)の漢方薬があります。

芍薬甘草湯

昨年のスタジオパフォーマンスのリハ前に、メンバーの1人が飲んでいました。

 

バーアスティエのクラスで、足の「つり(こむらがえり)」を経験していたのは私だけではなかったようでした。

私はひたすら足を温め、過度に緊張させないようにして対処していたのですが、こういう方法もあったのかと感動し、ドラッグストアに行ってみました。

 

行ってびっくり🤪

同じ処方で、5社くらいのメーカーから顆粒剤や錠剤などで、様々な商品名で売られていたのです。

つまり必要としている人がたくさんいるということです。

(一般的には、バーアスティエのためと言うより睡眠中のこむらがえりや胃痙攣の対処と思われます。)

 

さらに、最近再びAEDダンススタジオでバーアスティエを受けているのですが(土曜朝で混雑しておらず、先生も素敵でオススメです🧡)、一人の方がよく足がつるようで、先生が「こういう漢方薬がありますよ」と芍薬甘草湯をお知らせしているのを聞いて、びっくり😳

 

芍薬甘草湯」はどうやらバーアスティエ推奨の漢方薬だったようです⁉️

シャクヤクとよく似ていますが、これはボタンです。

シャクヤクはボタンとそっくり。どちらもボタン科ですが、シャクヤクは草でボタンは木です。今咲いているのはボタンのほう。も少しするとシャクヤクが咲きます💐

 

シャクヤクの根っこが芍薬、ボタンの根の皮が牡丹皮(ボタンピ)。どちらも漢方薬に不可欠の生薬です。

 

芍薬には痙攣を止める作用があり、牡丹皮は血行障害のための漢方薬に使います。でも花屋さんで買った鉢植えの根をかじるようなことはしないでくださいね❣️

鉢植えは、お花を鑑賞して肥料をあげておけば、来年も再来年もまた楽しめます🌺

 

せっかく買った「芍薬甘草湯」ですが、最近出ているAEDダンススタジオのクラスでは足がつらないので出番がありません(笑)

 

芍薬甘草湯は足のつりに限らず、レッスン後の筋肉の凝りにも効きそうです。

芍薬、甘草ともマイルドなので試してみるのもアリ❣️ですが、あくまで医薬品ですので乱用はやめましょう🤗

 

⭐️芍薬や甘草は作用は弱いですが、非常に幅広い漢方薬(葛根湯、当帰芍薬散など)に使われているため、2剤以上の漢方薬を同時期に服用する場合、芍薬や甘草のオーバードーズが生じることがあります。作用が弱い薬でも大量になると副作用を生じますので、医師薬剤師に相談の上、一時的に服用量を減らすなど、注意をしてくださいね。