最近、コンテンポラリー・ダンスにハマっています。
数年前、ある隠れ家スタジオに現れた、コントラクション・アンド・リリースというクラスがことの発端でした。
同年代の人たちが数人やっていて、面白そうだったので参加しました。クラシックバレエにちょっとスパイスを加えた感じで、難しくなく、音楽がいつもと違っていて新鮮でした。
実は、先生はコンテンポラリー・ダンス(モダン・バレエ)界では名の知れた先生で、学校の休みの時期になると若〜い子たちが加わり、クラスは本格的なものに豹変し、戸惑いました。
ダンスも床を使うものになり、ゴロンと倒れ込んだり、寝転んだり。
床を怖がっていた私に、先生は言いました。
「床はお友達と思いなさい」
偉い先生の言葉は魔法です。その一言で、床が、硬い無機物から温もりのある有機物に変わったように感じられました。
それから数年経ち、緊急事態宣言下、オンラインレッスンをいくつか受けました。お試し価格(ときにタダ)だったので、ついて行けないときは躊躇なく見学に切り替えられました。
バレエだけでなく、コンテンポラリーダンス、ジャズダンス、GaGaやヨガ…。
コンテンポラリーダンスは、先生によってアプローチも振り付けもまちまちでした。
受けてみたい先生もいたのですが、きっと実際のクラスは難しいんだろうなと、半ば諦めていました。
そして今秋。
思い切ってプランタン先生のコンテ・クラスに挑戦してみました。そしてハマりました。
最近はバレエを始める年齢もどんどん上がっています。
バレエと言うと穏やかそうなイメージがあるのかもしれませんが、バレエ以外のダンスの方が脚にかかる負荷が小さい気がします。何より「このようにしなきゃ」がないので、気分も解放されます。
私の父も老年期に入ってから、カルチャースクールのシルバー・ディスコに、”家族に内緒で” 通っていました。
まだ携帯電話のない時代。ある日、「今日のシルバー・ディスコはお休みです」という電話が来て、受けてしまった母が、それはもうびっくりしていたのを思い出します😳
今頃は先生共々、天国でパラダイス・ダンスを踊っていることでしょう👼