子供の頃、身体の柔らかい人って、クラスの人気者でした…よね?
そして何故か、身体の柔らかい人は、足も速くて体育の成績も良い…。
私はどれにも該当しませんでした💧
バレエを始めた当初は、恥ずかしくて人前でストレッチができないほどでしたが、石の上にもン十年。お見苦しくないくらいにはなりました。
どころか、今はストレッチが楽しめるようにもなりました。
一時期ハマった「アイアンガーヨガ」のおかげです🧘♀️
ストレッチに近いポーズをとって呼吸をするのですが、そのとき言われます。
「痛さを味わってください」
体のカタい人/柔らかい人、手足の長い人/短い人では、同じポーズをとっているように見えても、個人個人で感じ方が当然違います。アイアンガーヨガでは、皆がなるべく同じ痛さを「味わえる」よう、ブリックやベルトなどを使います。椅子やブランケットも多用します。
そうした経験を繰り返すうち、痛さを快感として味わえるようになっただけでなく、身体がカタくてよかった…とさえ思うようになりました。
前屈や開脚が楽々できてしまう人には、この「イタ気持ちいい」感じが味わえないのだろうかと思うと、ちょっと気の毒です。
人間の肉も牛肉も柔らかい方がいいのですが、カタいのも決して不味くはなさそうです。